子どもの矯正

PEDIATRIC

マウスピース型カスタムメイド矯正装置とMRCによる矯正治療について

歯並びは骨格などと同様に、遺伝的な要素で決まる部分もあります。一方、成長の段階でのクセや習慣によって影響を受けるものでもあります。幼児期の指しゃぶりや舌で歯を押すクセ、成長期にどの程度歯ごたえのあるものを食べるか、乳歯がむし歯になるかなどが絡み合って歯並びは形成されていくものだからです。
欧米では小児期に矯正治療を受けることは、効率良く歯並びをキレイにする手段として一般化しています。

子どもの矯正治療の成功に欠かせない筋機能療法(MFT)

咬み合わせや歯並び、あごの骨の成長は口の周辺の筋肉がどのように機能するかで影響を受けます。また、姿勢や呼吸、顔の形も、口の周辺の筋肉を適切に鍛えることで良い影響を与えることが知られています。
矯正治療で歯並びを整えることはできますが、筋肉がきちんと機能していないままだと、また歯並びが崩れてしまいます。口の周囲の筋肉を正常に機能させる訓練であるは、矯正治療を成功させるために欠かせない大事なステップの一つなのです。
「筋機能療法」は毎日おうちでも決められたトレーニングを行う必要があります。そのためにはご両親の協力が必要不可欠になります。
是非ご家庭で家族みんなで楽しくトレーニングしていきましょう。

子どもの矯正治療を行うメリット・デメリット

メリット

抜歯が不要になる可能性が高まる

小児期に矯正をすると、歯並びを整えるだけでなく、歯がキレイに並ぶためのあごの幅を確保しやすくなります。そのため大人になってからの矯正でみられる、抜歯をしないと歯をそろえるスペースが作れない状況を回避しやすいメリットがあります。

顎・顔のバランスを整えることができる

小児矯正を受けるとあごの大きさを適切にコントロールできるので、顔のバランスを整えてスッキリした外見が得られます。また顎関節症のリスクを下げますし、矯正のための抜歯を避けやすくなります。

矯正期間の短縮が期待できる

小児矯正を受けても、成長後にもう一度矯正が必要な場合があります。ただし、成長期にベースを作っておくことで矯正期間を短くできますし、お子様の身体的負担を少なくすることも可能です。

永久歯が正しい位置に生えてくる

乳歯がむし歯になって、自然に生え変わるより早く抜けると、そのあと生えてくる永久歯がキレイに並びにくくなります。永久歯が適切に生えるためには、小児期に矯正を受けることやお口の中のケアをこまめに行うことが重要です。

デメリット

小児矯正を行う際、歯科医院ではお子様の成長を想定して治療を行いますが、成長の全てを予測することはできません。そのため、小児期の矯正だけで十分に歯並びがキレイになるケースと、成長後に再度矯正を必要とするケースがあります。

子どもの歯列矯正のステージは2つ

Ⅰ期治療

乳歯だけ、あるいは乳歯と永久歯が混在している期間に行い、4~12歳頃を対象とします。
床矯正装置、マウスピースなどを使用し、顎の成長にアプローチします。
また当院では、混合歯列期からでも永久歯の移動を行い、Ⅱ期治療での治療をシンプルにしていけるような治療も行っています。
早期からアプローチすることで抜歯による矯正治療のリスクを下げることができます。

Ⅱ期治療

永久歯が生え揃ってから行う矯正で、年齢的には12歳以降であることが目安です。
成人してからの矯正と同様に、当院ではマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン完成物薬機法対象外)を使用して矯正を行います。

当院の治療法

マウスピース型カスタムメイド矯正装置

10代の矯正治療(インビザラインファースト)

インビザラインファーストは、乳歯と永久歯が混合している時期に適した矯正装置です。歯並びを美しく整えるだけでなく、成長を利用してあごの大きさを適切にコントロールする手段として有効です。
治療にかかる期間は、2~3年間程度であることが一般的です。インビザラインファーストの治療が終わった後は永久歯がそろうまで経過を観察します。
症例によって適用できない場合がありますが、その際は、問題箇所を優先に除去していきます。

正常な状態とは?

矯正治療は成長してからもできますが、早い方が少ない負担で無理のない治療ができます。
お子様の歯並びが気になったら、ぜひ早めに当院にご相談ください。当院なら何らかの問題があった場合も、さまざまな方法で対処することができます。

インビザラインファーストのメリット・デメリット

Meritメリット

  • 見た目がコンプレックスにならない
  • むし歯になりにくい
  • 装着時の違和感が少ない

Demeritデメリット

  • 毎日の装着が必要がある
  • 適さないケースもある

MRC

MRCとは、4~12歳くらいのお子様に対して、マウスピース型の装置を使って行う矯正です。
一般的な矯正のように歯を動かすのではなく、口の周辺の筋肉をトレーニングすることで、頬・唇・舌の筋肉のバランスを整えます。結果として歯並びが悪くなるのを予防するだけでなく、姿勢が良くなり、全身の健康に繋がり、学習能力、運動機能の向上にも繋がるトレーニングです。

MRCのメリット・デメリット

Meritメリット

  • 口周辺の筋機能を鍛え、呼吸と歯並びを良くする上に健康効果も期待できる
  • 歯並びが悪くなる原因である悪癖を正し、後戻りしにくい状態を作る
  • 治療時期が限定されず、いつでも始められる

Demeritデメリット

  • お子様本人の納得と継続の意思が重要
  • ご家族の理解と協力が欠かせない
  • 毎日のトレーニングが必要
  • 年齢や症例によって他の矯正方法をすすめることがある

MRCで得られる効果

  • 正しい鼻呼吸の習得
  • 正しい嚥下
  • 正しい舌の使い方
  • 姿勢の改善
  • 良好な発育(顔・口元が引き締まり、目元がはっきりします)
  • 風邪を引きにくくなったり、アレルギーの改善が見られる場合もあります

子どもの不正咬合は予防できる!?

子どもが不正咬合の状態になる原因の80%程度は、口の周辺の筋肉とあごの骨の成長が不十分であると言われています。これは日本だけでなく世界各国で共通する傾向です。
お子様の歯並びについては、「心配だがどの歯科医院が良いのかわからず先送りしている」「費用面で不安がある」「見た目が悪い矯正はさせたくない」といったことで悩んでいる親御様が多いようです。

歯科医院が直接歯並びに関与できるのは出産後のことですが、適切な知識を提供して妊娠期間中から注意していただくこともできます。また、授乳期間中の発育も大切な要素です。

当院では乳児期から参加できる「親子歯磨き教室」を開催しており、ブラッシングに加えて食生活のアドバイスなども行っています。少人数制で丁寧にレクチャーしますのでぜひご利用ください。

教室風景

料金案内

※料金すべて税込価格となります
※保険適用外治療(自費診療)となります

初診カウンセリング ¥0
精密検査 ¥30,000
診断料 ¥33,000
小学生から始めるマウスピース型
カスタムメイド矯正歯科装置
(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)
¥450,000
こども マウスピース矯正(既成) ¥55,000
中学生・高校生から始めるマウスピース型
カスタムメイド矯正歯科装置(軽度の方)
(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)
¥265,000~¥505,000
中学生・高校生から始めるマウスピース型
カスタムメイド矯正歯科装置
(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)
¥550,000~¥935,000
調整料 カスタムメイド矯正歯科装置
(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)
通常2ヶ月に1回程度
¥5,500
保定 基本料金に含まれています
保定期間中の観察料
3~6ヶ月に1回程度
¥5,500

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